閉会挨拶要旨(勤労者山岳連盟理事長・斉藤義孝氏)
TPPは、単に市場を開放するということだけでなく、これまで培ってきた助け合いや協同の営み、コミュニティまでも破壊してしまう。
我々は、2005年の保険業法改定により、共済制度の継続が困難となり、適用除外を求めて闘ってきた。2010年に保険業法が再改定されたが、これは不完全なもので、元の共済に戻るところまではいっていない。
最近、在日米国商工会議所(ACCJ)は「共済制度を保険会社と同等の競争条件下におくよう求める」提言を発表し、再び攻勢をかけてきている。保険業法についても、5年後に見直しが予定されており、気を許すことはできない。
これからも情報交換や行動を続けていきたい。
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